演題:暑熱環境下における筋痙攣は水分補給で予防できるか?
~サッカートップアスリートのメディカルサポートについて~
講師:加藤 晴康 先生
立教大学 コミュニティ福祉学部 スポーツウェルネス学科 教授
日時:平成31年4月7日(日) 11時~12時30分
参加者:56名(会員;32名、準会員;2名、スポーツナース講習会修了者;19名、各競技団体より;3名)
夏季の気温上昇に伴い、どの競技のスポーツ選手も暑熱環境下でのプレーに対し熱中症などの予防対策や対処方法を知っておかなければならない状況にあります。選手のコンディショニングの調整を行うトレーナーについては一定の知識や対応能力を持っていることは必須条件となります。
今回は、同じくスポーツ選手やスポーツ環境の整備に力を入れている(株)大塚製薬工場と共催という形で本年度の講演会を開催させていただくことになりました。
10時45分から15分間、最初に共催の(株)大塚製薬工場の喜田 純也氏より、製品の情報紹介として「オーエスワン製品紹介」の話がありました。
講演会講師の加藤 晴康 先生のプロフィールとしては以下の通りです。
◇講師プロフィール◇
1995年よりU17日本代表チーム、U20代表チーム、アテネオリンピックチーム、北京オリンピックチーム、ザッケローニJAPANなどの男子サッカー日本代表チーム帯同ドクターを務め、20年以上、育成年代の代表チームへのメディカルサポートを行っている。近年、オーストラリアのエディスコーワン大学 野坂教授とともに筋痙攣の研究を行っている。
本講演では、サッカー選手に対する対応や研究、または帯同ドクターとして経験から得た知識などを披露いただき、日々のトレーナー活動や選手対応へのヒントや学びになる知識が満載でした。
文章作成:総務部長 田中良和